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HOME > ロードレーサー(ロードバイク) > PIONEER PEDALING MONITOR(パイオニア ペダリングモニター)

パイオニア ロゴ

Pioneer(パイオニア)製品は基本的に対面販売です。
配送ご希望の方はお問合せください。

1.パワーメーターを使うことのメリット

ペダリングモニターをはじめとするクランク型パワーメーターは、ペダルを回す際に発生するパワーを計測します。
そして、データをサイクルコンピュータ上に表示したり、走行終了後にパソコンにデータを取り込んで解析したりできます。
しかし、ただパワーを表示するだけなら、「お!こんな大きなパワーが出たぞ!」と喜んで終了です。

パワーメーターはパワーを計測することにより、トレーニングを管理できるツールです。
忙しいフルタイムワーカーでもパワーメーターを使うことにより、効果的なトレーニングメニューを組み立てることができ、レースで好成績を目指せます。そんなパワーメーターの使い方を少し紹介します。

2.パワーメーターを使ったトレーニングの組み立て方

ここでは、パワーメーターを使ったトレーニングの組み立て方を紹介します。

1.FTPの計測
FTPとは、1時間出し続けられる平均パワーの最高値 の事です。
パワーメーター買い、パワートレーニングを始めるには、まずFTPの計測を行いましょう。
簡単な計測方法は以下の通りです。

・10~20分のアップを行います。
・5分間全力でペダルを回します。
・10~15分程度ノンビリとペダルを回しながら回復を行います。
・20分間全力でペダルを回し続けます。

こうして得られた20分間の全力平均パワーに0.95をかけた値がFTPです。固定式ローラー代で計測した場合は、数値が小さく出がちなので、出た数値に0.95ではなく、0.97をかけるようにしてください。

2.パワーゾーンの設定
次に、FTPの数字を元にして、パワーゾーンの設定を行います。
http://peakscoachinggroup-japan.blogspot.jp/2014/07/part4-ftp.html
(引用:PEAKS COACHING GROUP JAPANのページ)

L1:回復走 FTPの~55%
L2:耐久走 FTPの56~75%
L3:テンポ走 FTPの76~90%
L4:乳酸閾値 FTPの91~105%
L5:VO2max FTPの106~120%
L6:無酸素運動容量 FTPの121~150%
L7:神経筋パワー

このように計算し、パワーゾーンを設定していきます。

3.目指すレースに合わせたトレーニングを組み立てる
目標とするレースによって必要なトレーニングは変わってきます。体のベースを作るには、L2やL3での走り込みが必要ですし、ある程度体ができている人は、FTP向上のためにL4のトレーニングを行うことも必要です。レースでペースアップやアタックをするにはL5・L6の領域のトレーニングが必要になってきますし、スプリントが必要なレースに出場するには、L7のトレーニングが必要です。

このようにパワーメーターを使うことにより、自分の目標に合わせて必要なパワーゾーンを知り、適切な負荷レベルでトレーニングをできるようになります。

4.トレーニング量の管理
パワーメーターでできることはこれだけではありません。TSS(トレーニングストレススコア)というトレーニング負荷を数値化した値を知ることにより、トレーニングの過不足を知ることができます。
TSSはFTPに対し、どれぐらいの平均出力をどれぐらいの時間出しているかを数値化したもので、目安は以下の通りです。

50以下:軽いトレーニングもしくはリカバリー
50-100:社会人レーサーの平日トレーニング
100-150:通常のトレーニング。翌日~翌々日に回復
150-300:週末の激しいトレーニング、ワンデーレース
300-450:グランツールのクイーンステージ、クラシックレース

TSSはペダリングモニターのサイクルコンピュータ「SGA-CA500」にもリアルタイム表示させることができます。
また、パイオニアが運営するサイト「cyclo-sphere」にFTPを入力すると数値は自動計算されます。

例えば、週末のチーム練習会後にTSSを確認したら200を超えていた場合、翌日は休息日にしようだとか。
土曜と日曜両方走る予定がある週の土曜日に、峠を1本上った段階で、TSSが50だったら、もう2本上って帰ろう!
とかいう使い方ができます。

当店でペダリングモニターをご購入いただいた方には、パワートレーニングの導入部分と簡単なトレーニングメニュー(ワークアウト)の作り方を教えます。

3.なぜペダリングモニターか?

パワーメーターを発売しているメーカーは他にもありますが、パイオニアのペダリングモニターが他のパワーメーターと比べてどういった点が優れているか。なぜ当店でペダリングモニターを進めているのかを説明します。

1.ペダリングを可視化できる
ペダリングモニターはペダルを回す際にクランクにかかる力を12か所で計測し、それぞれの力を「フォースベクトル」として表示できます。赤色の矢印は正のパワー、青の矢印は負のパワーです。

同じだけパワーが出ている選手でもマイナスのベクトルが大きい場合、片足ペダリングなどにより、ペダリングの効率化のトレーニングを行うことで、より速く走れるようになる事があります。また、脚長差などがペダリング効率の悪化の要因になっていることもあるので、左右差が大きい人はフィッティングサービスなどを受けることにより、事態が改善する場合もあります。
このように他のパワーメーターとは異なり、ペダリングを可視化して、走りの効率アップを目指せます。

2.ペダリングモニターとセットの解析ソフトが優れている

ペダリングモニターと対になっている「cyclo-sphere」という優れた解析ソフトがあり、無料でアカウントを作れるので、ペダリングモニターのデータを取り込んで、解析したりトレーニングの管理を行ったりできます。
シクロスフィア
時系列データを表示したり、ラップ毎のタイムやパワーの表示、さらに、さまざまなデータを表示できます。

シクロスフィア
MMPグラフはX軸(時間)の間に出せた平均パワーの最高値を表示したグラフです。
黒線がその日に出たパワーで、カラフルなグラフがこの1か月のベストなパワーのグラフです。
上のMMPグラフだと、15秒~30秒および、5分~13分がこの1か月でベストなパワーを出せていることになります。
このグラフを確認することにより、練習の内容が目指していた強度だったかどうかを後から確認できます。

シクロスフィア
ペダリングモニターのサイクルコンピュータはGPS搭載なので、走行後地図上に走ったルートを表示することもできます。
また、ペダリングモニターの電波はANT+規格なので、GARMINなど別のコンピュータにデータを飛ばすこともできます。

シクロスフィア
クランクがどの向きになっている時に、どれぐらいの力がかかっていたか、また、パワーと効率の相関図も見ることができます。また、相関図は内容のカスタムも可能なので、速度とペダリング効率の相関や、ケイデンスとスピードの相関なども見ることができます。

つまり、他のサービスに頼らなくても、ペダリングモニターと、ペダリングモニターの解析ツール「Cyclo-sphere」を使うことのより、トレーニングの管理ができてしまうのです。

3.片側から始められる
ペダリングモニターは左右のクランクにセンサーを付けなければいけないと思われがちですが、左だけ・右だけでもつけることができます。そして、最初片側だけつけておいて、あとからもう1方につけることも可能です。そして片側だけにメーターをつける場合の価格が74,800円とパワーメーターの中でも手ごろなのも魅力の1つです。

4.商品ラインナップ

ペダリングモニターは、シマノの9000系クランクおよび6800系クランクに装着することができます。
クランクは別売りです。
定価 139,968円(税込) 
(右のみ)定価 80,784円(税込) 
(左のみ)定価 80,784円(税込) 
定価 32,184円(税込)

【ご購入の流れ】
ご購入の際は、ペダリングモニターを取り付けるクランクを店頭に持ち込まれるか、店頭でご購入いただき、当店からパイオニアの工場までクランクを送付します。その後、約1週間程度でセンサーを取り付けられたクランクが送り返されてくるので、当店でバイクへの組み付けを行い、センサーの設定を行い、納車いたします。

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