箱から出し梱包を剥がしフレームにキズが無いことを確認した後、一番はじめにすることはボトルゲージのネジが生きているかどうかを確認することです。カーボンフレームですから防水効果とネジのサビつき防止の為にシリコングリスをつけます。
これからいろいろと確認する事がありますのでフレームに傷がつかないようにハンドルとワイヤー類をフレームから一旦全て外してしまいます。
FP3のリアブレーキワイヤーは中通し式ですから再度ブレーキワイヤーを通す際に効率を考えてリード役をさせる為ライナー管を通しておきます。
タイヤとチューブを外した後、ハブ軸の調整をします。軸を手で回してグリスの量をみます。音が多いようでしたらグリスが少ないと予想されるのでバラしてグリスを追加します。そしてガタが消え回転がスムーズになるまで前後輪ともに調整します。
メーカーでは機械組をしている可能性もありますのでホイールの馴染み出しをします。こうすることでスポークがハブ穴にニップルがリム穴にそれぞれ正しく収まるようになり、スポークのネジレもとれます。
スポークテンションに注意を払いながら振れ取りをします。縦振れ横振れを取っていきます。このときリムのブレーキ面に大きなキズがあればホイールごと交換します。
センターゲージできっちりホイールのセンターを出します。この後フレームへ装着する際フレームのセンターが出ているかも判断する必要もあるのでこれは重要です。馴染みだし、振れ取り、センターだし、これを前後輪それぞれ3〜4回程度行ないます。
標準で付属するリムフラップは細くて薄いため、パンクのリスクを考慮して「捨てます」。
シマノ純正18mmのリムフラップでもOKですが、当店では薄手のリムテープを左右に振り分け真ん中が2重になるように貼ります。これでニップル穴にチューブが入り込んで起こるパンクを防げるのです。
薄手のリムテープの上にパナレーサーのポリライト18mmをつけてます。万が一ポリライトがずれても下のリムテープがパンクを防止してくれます。またポリライトのへたりも助けてくれます。
チューブのかみ込みがないかを慎重に確認しながらタイヤを前後はめ、空気を軽く入れた後、カセットスプロケのロックナットをトルクレンチを使い適正トルク40Nmで締めます。
サビ予防の為に、前後のクイックシャフトにグリスをつけます。
後輪をはめる前にリプレースエンドのネジが正しく締まっているか確認します。
重要!
センター出しをした後輪をフレームにはめ、フレームのセンターが正しくでているか確認します。ブレーキアーチの左右の隙間、タイヤとチェーンステイの隙間、これらで判断するのではなくシートチューブに対して真ん中付近にタイヤがきているかどうかを確認するのです。(ピナレロは比較的問題が少ないですが当店で組む完成車のうち約10分の一程度はフレームのセンターがずれています。当然メーカーに交換してもらいます。)
センター出しをした前輪をフォークにはめ、フォークのセンターが正しくでているか確認します。