思い付いたら走ってみよう!!

では何処まで走りたいか決まった所で、実際に走るにあたっての
注意事項なんかを書いておきましょうか。

とりあえずイキナリ日本一周とかする人もいるかもしれません(笑)
が(実際にお客様にいました。もちろん今日買って明日と言うわけで
はないのですが、それがあさってだったかもしれなかったので一応
それはマズイと止めておきました)やはり体を慣らす期間がある程度
あった方が良いでしょう。別にどこぞの自転車部みたいにサイドバッグ
に砂を入れて(!)走れと言うわけではないです。とにかく近くから
序々に走っていくのがお勧めです。近くなら「もしも」の事があって
もスグ戻れるし、故障も修理する自転車屋さんがあったりします。
そこで実際のツーリングのシュミレーションなんかしてみても良いと
思います。

今日は隣町まで、明日はその隣町、あさっては山でも登ってみようか?
と序々に距離をのばして行くのも良いでしょう。ここで重要なのはただ
ひたすら走るのではなく、やはり実際のツーリングを想定して走るのが
後々のためになると思います。例えば一定のスピードを保つとかギヤの
チェンジのタイミングとか後ろから来る車との適当な距離の保ち方とか
考えれば色々あります。ほとんどの方は特別な事件(?)は起きるとは
思いませんが、万が一故障したりパンクしてしまった場合はチャンスで
す(笑)!!道の邪魔にならない所に停めて人前でパンク修理の練習な
んかも良いでしょう。結構快感になりますよ!!不幸にもチェーンが切
れたりした場合はどうしましょう?正に実践さながらです。が、慌てる
事なく次の自転車屋さんまで押すか、そこに自転車を捨てて帰るか(笑)?
こういう思いもよらない故障が起きて、しかも修理道具を持ってない時
は本当に困るのですが、実際のツーリングでは「絶対起こらない」事な
んて全くないので精神的にも覚悟が出来るでしょう。でもこれってただ
ツライだけだったりしますが(笑)..........もしツーリング中にチェーンな
んか切れてしまうとかなりピンチなので「チェーン切りも買っとかない
とアカンかなぁ.......」と思ってしまうことでしょう。
ツーリングも数をこなしていけば少々のトラブルや故障は体験するので
なんでもないのですが、初めて走った時に起こるトラブルは結構ショッキ
ングなので経験を積んでいくうちにひとつずつ対処していきましょう。

で、僕の困ったトラブルでも話しましょうか.........

その時は山に入って行った時の事でした。これは本当に日帰りツーリング
だったので何人かと(その時は多くて10人ぐらいいたかな?)行ったの
ですが、回りはみんなマウンテンバイクなので必然的にそんな道ばっかり
です。僕はもちろんランドナーで行きました。まぁ、これがそもそもの失
敗なのですが(笑)。この時は道もかなり激しかったので何回もチェーン
がハズれましたが、それ自体は別に大した事ではなかったんです。
が、何回かチェーンがハズれた時フロントギアとフレームのBB部分にカミ
こんでしまいました。これでも軍手でガッとハズしてまたスグ乗りましたが、
なんかオカしい.........ガガガガとヘンな音が鳴るわ引っ掛かるわでとても乗
れる状態ではなかったんです。で、さっきのチェーンを見てみるとやはり.......
さっきのカミこんだところが変型して捻れてしまってるという最悪の事態
でした(笑)。さすがにこの時は10人ぐらいいた強みでひとりがチェーン
切りの道具を持っていたので変型した所だけ切ってなんとか走れるように
なったので助かりました。もし、ひとりで行ってたのならチェーン切りを
持ってない僕は歩いて帰らなければならなかったかもしれません.........

なのでチェーン切りは必需品だと思いました。が、今でもまだチェーン切り
は持ってませんが(笑).........

とにかくトラブルは何処でもいつでも起こるものと思って下さい。それを
事前に防止するため、最低限の整備は自分で出来た方が良い、と言うか出来
なければ誰も助けてくれないと覚悟しておいて下さい。ちょっと厳しい事を
言ってるかもしれませんが、自分で空気の入れ方も知らない様な方はやはり
危険なのでせめてパンク修理や変速の調整程度は出来るようになっておいて
損はないでしょう。

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