| 今や「ロードバイクブーム」と言っても過言ではないぐらい週末のサイクリングロードを走っているのは本当にドロップハンドル付きの「ロードバイク」だらけになってしまいました。クロスバイクは相変わらず通勤等に使えたり、またママチェリではないとりあえずのスポーツバイクの入門用としても増えているようです。方やマウンテンバイクは街中ではメッキリ見なくなりました(実際は山で走っているはず)。
「軽い」「走行抵抗が少ない」「短時間で長い距離を走れる」「1日に100-200kmも走行可能」といったロードバイクのメリットがスポーツバイクを選ばれる人の中で受け入れられているのだろうと思うのです。当店にもありがたいことに週末になればたくさんのお客樣が商談や実車を見られるためにご来店下さいます。ご購入の際、最終的にはフレームサイズのご相談となる訳ですが、ここで「ロードバイク選び」を簡単に解説します。(個人的な意見がたくさん入っていますのでご注意を!。) 1.使用目的で選ぶ |
| 某バイクブランドの接客研修に参加した際、「お客さまが達成したい夢をかなえることができるロードバイクをまずはご提案すべきだ」と説明を受けました。ブランド側にとっては「万が一高いものを買ってくれる可能性を先に予算で限定すべきではない」との考えもあってそのような話をしたのでしょう。でもよく考えるとバイクブランドはロードバイクを開発するときコスト計算はするでしょうけど、最終的に「お客さまが幾らの予算でこのバイクを買うから」と予想してそのバイクを開発しているのだろうかと疑問に思います。つまりブランドがそのバイクを開発するのは使用目的が先で値段付けは後なのです。そのロードバイクに込められたブランドの意図をお客さまに伝える為には店が予算でお客さまのかなえたい夢を先に限定すべきではないのです。ですからロードバイクに乗ってどのような夢を達成したいのかという使用目的でまずは選びます。
使用目的で多いのはA「レースに出る」、B「普段はツーリングで年何回かレースイベントに参加する」、C「週末にロードサイクリングを楽しむ」、D「通勤や通学に使う」等が挙げられます。 A.「レースに出る」は出場するレースの種類にもよります。 B「普段はツーリングで年何回かレースイベントに参加する」という使い方をされる人が最近は多いようです。ツーリング用とレース用に分けて2台所持できる裕福?な人以外は保管場所も限られているので1台でどちらもカバーできる機種となります。また初めてロードバイクを乗られる人で体力が付けばレースにも出てみたいというのもここにあてまはります。 C.「週末にロードサイクリングを楽しむ」バイクは各ブランドが振動減衰性に優れたカーボンフレームを使ったロングライド用のロードバイクを発売しています。フルアルミやカーボバック車でも振動減衰性に優れたものもあります。クロモリバイクも侮れません。レース用に無理をした軽量化をしていないですからある程度耐久性にも優れています。 D.「通勤や通学に使う」のであれば毎日乗ることが前提ですので壊れにくく耐年数のながいバイクを選ぶのが良いと思います。値段が安いフレームの方がパイプは肉厚ですから耐久性が高く頑丈なのですが、先に壊れやすいコンポやホイールにコストをかけていないのでそのバランスが難しいところです。ほんの少し太いタイヤ(700x25C)を履けば段差や荒れた路面も走行しやすくなるのでフレームやフォークにクリアランスがあれば尚良いと思います。 |
| ロードバイクの使い方やバイクの性能&性格等、関係なく選ばれることもあるのがロードバイクの奥深いところです。新興著しい「アメリカ系のブランド」か本場歴史のある「ヨーロッパ系のブランド」のどちらか片方にしぼっておられる方、中にはイタリアの御三家(デローサ、コルナゴ、ピナレロ)しか選択肢に無い方、「カーボンフレームなら絶対にLOOKかTIMEのみ」とか、もっと凄いのは「キャノンデールだけ」とか「チェレステカラーに乗りたいのでビアンキ」等、ブランドを完全に決めていてそのブランドの中から機種を選ばれる人もいます。歴史が長く、時代ごとにそのブランドに華があったこともあるので、ロードバイクは各ブランドに付いているイメージが各個人ごとで強烈にあるのです。
イタリアブランド ヨーロッパブランド アメリカブランド 日本ブランド |
| 身長160cm〜182cmぐらいの人でしたら各ブランドがおおよそ合うフレームサイズのロードバイクを日本国内用として発売しているので、サイズ選びに苦労はされないはずです。問題は160cm以下と182cm以上の人です。182cm以上の人は機種によりますがおおよそ58cmサイズ以上のフレームサイズに乗る必要があります。あるブランドのロードバイクが日本国内と同じ機種を欧米でも販売していると現地では58cm以上の大きなフレームサイズを実際に販売しています。それを日本国内に仕入れていない場合が多いのです。また欧米でもジャパンプロデュースロードブランドやジャパンプロデュースロードバイクであればそもそも大きなサイズを設定していません。在庫が比較的豊富なブランドや特定の時期(冬〜春)までビッグサイズを注文できるブランドを挙げます。 58cmサイズ以上を発売しているブランド ●在庫が比較的豊富なブランド CANNONDALE、SPECIALIZED、BMC、PANASONIC ●ある時期までビッグサイズが注文可能なブランド PINARELLO、COLNAGO(540s)、DE ROSA ロードバイクブランドは体格が大きい欧米人を前提にサイズ設定をしてきたため、スモールサイズを無視してきた傾向があります。身長160cm以下の人が乗れるロードバイクは数年前までヨーロッパブランドと国内ブランド合わせて数社しか選択肢がありませんでした。ただ最近はアジア市場を睨んでのことか又は女性でロードバイクを真剣に乗られる人も増えてきましたのでそれに合わせて各ロードバイクブランドが発売するスモールサイズ設定がある機種も増えてきました。身長150cm台の人が乗れるサイズ設定のあるロードバイクは確かに増えました。ただ140cm台の人が乗れるロードバイクはわずかです。 |
| 「使用目的」や「ブランド」や「サイズ」で機種選択をしていく上で何といっても最後は「予算」が大前提となるはずです。(たま〜に「予算は決めていない」といわれる太っ腹なお客さまもいらしゃいますが。)2011年の当店オススメ価格帯別ロードバイク(ロードレーサー)完成車と当店オススメ価格帯別ロードバイクフレームのページを作りましたので参考にして下さい。既にロードバイクをお持ちでフレームのみ購入される方は必要ありませんが完全にフレームセットを一から完成車にされるのでしたら完成車にするコンポーネントの目安(シマノ編とカンパ編があります)を参考にして下さい。
2011年おすすめ完成車 2011年おすすめのロードレーサーフレーム |